鶏料理居酒屋「てけてけ」竹橋パレスサイド店がパレスサイドビル東地下1階に7月17日(金)オープンしました。
ハンバーガーショップ「the 3rd Burger」(6月15日閉店)を運営していた「ユナイテッド&コレクティブ㈱」が、より当ビルにマッチしたお店は何かと考えて改装・オープンしたものです。
「てけてけ」は新宿、渋谷、赤坂、六本木など都心を中心に20店以上展開しているブランド。「溢れるバイタリティ」をコンセプトに、焼き鶏や料理を食べて「日頃の愚痴や不満を笑い飛ばして頂きたい!」と、ストレートに訴え、「皆さまの胃袋だけではなく心まで満たすような料理とサービスを提供」と謳います。
こだわりは、徹底した鶏の鮮度や調理方法。まず、鶏は日本有数の梅の産地でもある榛名山の梅酢を飼料に与えられて育った「はるなうめそだち」。きめ細かく柔らかな肉質と香ばしいジューシーな味わいが特徴です。これを、問屋をはさない養鶏場→屠鳥場→店舗の一括管理の産地直送で、通常よりも約4日早く提供できる仕組みを実現。だからこその鮮度と安全性というわけです。
そして、「秘伝のにんにく醤油だれ焼き鶏」「こだわり塩つくね」「自慢の博多水炊き」などの逸品が顔をそろえます。
お店で、ランチを、また夜は一杯やりながら、鶏さんたちをいただけるのはもちろんですが、ランチタイムにはお弁当も用意。ちょっとした煮ものなども付いて税込500円(ご飯大盛り無料)で、「照り焼きそぼろ」、「やみつき鶏唐揚げ」=写真㊨㊤、「秘伝ダレのチキン南蛮」=写真㊨㊦、そして「自家製手こねハンバーグ」の4種類あり、初日の17日は計100食用意したところ、開店1時間足らず、正午前には完売という人気でした。私も「唐揚げ」をギリギリ買えましたが、ジューシーな柔らかなお肉が、とってもおいしく仕上がってました。
焼き鳥は全品86円(税込)といいますから、夜、ゆっくりいただいてみたいですネ。
「てけてけ」は、かつて鹿児島に住んでいた者には懐かしい響きです。ネーミングの由来は、会社のホームページなどでも見つかりませんでしたが、一般に、宮崎で「てけてけ」、鹿児島はむしろ「てげてげ」と濁るようですし、もっといえば、「け」と「げ」の中間くらい、ちょっと鼻にかかるようなイメージという人もいます。意味は「だいたい」「ほどほどに」というようなところで、スペイン語で流れに身を任せる、なるようになるといった意味の「ケ・セラ・セラ」に近いと言う人もいます。どうでもいいという投げやりなのではなく、細かいことにくよくよしないという南国らしい大らかな感じでしょうか。宮崎や鹿児島は養鶏が盛んな土地ですから、そのイメージとも重なりますね。
「てけてけ」竹橋パレスサイド店の営業は月~土曜(日曜・祝日定休)で、ランチが11時~15時、ディナーは17時~23時30分(土曜は~23時)。