デ~ンという感じで並ぶ6種類のお菓子。先週、当毎日ビルディングの社内会議が大阪でありまして、東京から出席した社員が買ってきてくれたお土産たちです。(当社は東京のパレスサイドビルのほか、大阪の毎日新聞大阪本社ビルと毎日インテシオ、名古屋のミッドランドスクエア、福岡の毎日福岡会館なども管理しています)
で、お菓子ですが、ネーミングや中身に、いろいろ工夫があって面白いです。
まず「大阪プチバナナ」=写真㊨。「東京バナナ」の向こうを張ったのは、まず間違いないでしょう。ふんわりスポンジにバナナ果肉とパッションフルーツソースが入ったカスタードクリームを挟んだもの。お次はハリー・ポッターのクッキー=写真㊧㊤。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのオリジナルグッズ。出張の仕事が終わった後、週末、自腹で残って遊んできたようです(公私の区別はちゃんと付けてますヨ)。中身をみると1枚1枚にロゴが入っています=写真㊧㊦。ファンにはたまりませんね。
大阪キャラメルプリンケーキ、神戸プチフィナンシェ、神戸カフェショコラは、それぞれ、まあ、それなり、っていうところです。
最後に写真㊨のお菓子。「ラングドシャ」はフランスのクッキーで、フランス語で「猫の舌」を意味し、その名の通り本来は細長いものを指すようですが、日本では四角や丸型でも、おしゃれにそう呼ぶものが多いですね。有名な北海道土産「白い恋人」も「ラングドシャ」を謳い、正方形のクッキーにチョコレートやホワイトチョコレートのクリームを挟んでいます。
さて、今回いただいた土産は、中のクッキーが「白い恋人」と同様で、ホワイトクリームを挟んだ正方形。袋はハートマークに「KOIBITO」の文字が読め ますね。白地と併せて読むと「白い恋人」?? 何年か前、吉本興業が、北海道銘菓をパロって「面白い恋人」を売り出し、裁判の挙げ句、吉本が販売を中止し た事件がありました。またぞろ、パクリか??
で、箱を見てみました。写真㊧のように、「大阪の恋人」が正式名称です。
ウン? なんか、臭い。箱さえ変えれば中身は同じで、どこの土産にもなるじゃん。お饅頭なんかで、よくあるパターン。で、ググってみたら、あるわ、あるわ。写真㊦は主なところで、関西だけで大阪のほか、通天閣(ピンクと青の2バージョン)、京都、神戸元町、奈良、和歌山があり、「マラソン」は神戸のイベント関連のようです。大阪の「めっちゃ好きやねん」に対し、京都は「えろう好きどすえ」、元町は「好きやゆうとう」などのコピーに芸の細かさと遊び心を感じます。ある人のブログによると、「京都」は挟んであるクリームが抹茶味です。
そのほかでは「坊っちゃん」(道後温泉)、「平家」(厳島神社)、「うどん」(香川)などユニークなネーミングも。東北や関東、東海もいろいろで、写真はありませんが、「東京」もあり。「どあら」は中日ドラゴンズのマスコットなので、球場で売っているのでしょう。とにかく、県名あり、観光地名ありと、多彩というか、何でもありという感じ。全て同じメーカーかは確認できませんが、箱の写真を眺める限り、よく似た同パターンのデザインですね。並べると、なかなか壮観です。