仕事帰りに少し足を伸ばして、パレスサイドビルにも出店いただいているビアホールの「銀座ライオン 新宿センタービル店」でちょっと黒ビールを楽しみました。店内の天井には満天の星、星座が散りばめられ、黒ビールの味をさらにすっきり爽やかにします。残念ながらスマホの写真撮影にしくじりましたので、メーン写真はお店のWebページから引用させていただきます。パレスサイドビルのB1階「ビアダイニング ライオン」は普通の天井ですが、全国の銀座ライオンあるいは系列店は天井の夜空の星があちらこちらの店にあるようです。青山一丁目店などなかなか見ごたえのあるディスプレイです。
さてディスプレイではなく、ほんものの夜空ですが、国立天文台のWebページにも「アイソン彗星」の特集が出来て、冬の朝の夜空を見上げる人が少し増えているようです。
NASAによると、アイソン彗星は2012年9月に「国際科学光学ネットワーク(ISON)」に所属する2人の科学者によって、地球からおよそ9億4000万㌔㍍離れた宇宙に発見されたそうです。そのときからすでに、時速7万7000㌔㍍という恐るべきスピードで太陽に向かっており、ついに11月29日に太陽に最も接近する「近日点」を通過するといいます。そうです、明日の朝、太陽にもっとも接近するのです。
また、アイソン彗星は本体の核が4.8㌔㍍と彗星としては大きいため、太陽に接近した後には巨大な尾をなびかせる「大彗星」となる条件が揃っているとも言われています。国立天文台はWebページ『近日点通過の11月29日の前後4日(11月25日頃から12月2日頃まで)は、アイソン彗星と太陽との見かけの距離は10度を切り、彗星は太陽にきわめて近くなります。双眼鏡や望遠鏡を使って観察する際は誤って太陽を見てしまうことがないように、十分に気をつけてください』としていますが、12月4日頃からは、より観察しやすくなる予定です。
「夜明け前、東の空でアイましょう」キャンペーンもあるようです。デジカメで撮影したり、双眼鏡で覗いたり、12月上旬が観察好機だそうですよ。夜明け前、東の空、願い事は何にしましょう。12月5日の東京の日の出は 6時35分です。