世界遺産・富士山を、子どもたちにもっと身近に感じてもらおうと、富士山をテーマした書き初めコンクール「富士山書き初め2018」(主催=毎日新聞社、認定NPO法人富士山世界遺産国民会議)が、今年、初めて行われました。その入賞作品展が、パレスサイドビル1階東玄関脇のフリースペースで開かれています。
富士山は2013年6月に「世界文化遺産」に登録されましたが、未来に向け、この世界に誇る日本の文化遺産を守っていくためには、もっと多くの人が富士山に関心を持ち、後世に引き継いでいく活動に参加していくことが必要――そんな願いを込めて、「富士山書き初め2018」は実施されたということです。
小学生低学年、小学生高学年、中学生の部でそれぞれ作品を募集し、計1万3297点の応募があり、6人の審査委員(委員長=仲川恭司・毎日書道会理事、独立書人団理事長)が最優秀賞など各賞を選びました。
課題は、各部「ふじ」「朝やけ」▽「富士山」「白雪」▽「霊峰富士」「登頂」。
展示されているのは、各部門で最優秀賞に輝いた▽高松市立川添小1年・児玉和城さん▽静岡県牧之原市立相良小6年・矢部ひかりさん▽和歌山市立西浜中2年・的場琴海さんの作品など、各部6作品、計18作品。21日(日)にはパレスサイドビル地下1階・毎日ホールで表彰式も行われます。
同展は24日(水)まで。入場無料。