皇居の紅葉を楽しめる「乾通りの一般開放」が12月3日始まりました。いやいや、結構な人出で、開門は予定の10時より30分早めたとか。昼ごろにはパレスサイドビルにも多くの人々が流れてきて、これを取材するテレビカメラも登場、なかなかの賑わいです。
天皇陛下が昨年末に80歳の傘寿を迎えたことを記念したイベントで、春のサクラのシーズンに続いて2回目ですが、今朝の東京地方は最低気温が3度、関東の内陸部では氷点下を記録したところも多いというこの冬一番の冷え込みになったためもあるのでしょうか、人出は春ほどではなかったようです。
開放は皇居南東にある坂下門から入り、蓮池濠の西側を通って乾門を出る一方通行のルート。宮内庁によると、乾通りに植えられたイロハモミジ45本やトウカエデ14本などは、まさに見ごろ=㊤の写真2枚。昼ごろ行った人によると、坂下門にはそれなりの行列ができていました=写真㊨。それでも、20分ほどで入れたそうです。ただし、手荷物のない人はどんどん通れるのに対し、荷物を持っていると検査を受けるので、かなり時間がかかるということですから、これから行く人は、極力、手ぶらがお勧めです。
昼前に出てみると、乾門、あるいは途中で東御苑にそれて北桔橋門などから出て紀伊国坂を竹橋方面に下る人波が途切れず=写真㊧㊤、そのうちの何%かがパレスサイドビルにもお寄りいただきました。普段の昼時より人はかなり多く、ちょうど、混雑ぶりを取材に、TBSの「あさチャン!」の クルーも訪れ、盛んにVTRを回していました=写真㊧㊦。明朝、放送されるはずです。
一般開放は7日(日)まで、午前10時~午後3時半(入門は2時半まで)。パレスザイドビルも、普段の日曜日は原則閉館していますが、7日は特別に開館します。ほとんどのレストランやカフェが営業する予定になっています。