「世界遺産・富士山を、子どもたちにもっと身近に感じてもらおう」と、富士山をテーマした書き初めコンクール「富士山書き初め2019」(主催=毎日新聞社、認定NPO法人富士山世界遺産国民会議)の入賞作品展が、パレスサイドビル1階東玄関脇のフリースペースで開かれています=写真㊤。
富士山は2013年6月に「世界文化遺産」に登録されましたが、未来に向け、この世界に誇る日本の文化遺産を守っていくためには、もっと多くの人が富士山に関心を持ち、後世に引き継いでいく活動に参加していくことが必要――そんな願いを込めて2018年に始まったもので、今年が2回目になります。
小学生低学年の部、小学生高学年の部、中学生の部に、今回から高校生の部も加わり、それぞれ作品を募集。課題は、各部「ふじ」「日本一」▽「富士山」「雲海」▽「赤富士」「世界遺産」▽「霊峰富士」「いつまでも富士山を世界遺産に」でした。
応募総数は計1万3264点にもなり、審査員(委員長=仲川恭司・毎日書道会理事、独立書人団理事長)が各部門の最優秀賞など各賞を選びました。
展示されているのは、最優秀賞に輝いた▽和歌山県有田市立保田小2年・落合莉望さん▽千葉県佐倉市立志津小4年・桑原栞乃さん▽私立金城学院中3年・小池未歩さん▽兵庫県立芦屋高3年・藤川彩花さんの作品=写真㊦=など、各部門6作品、計24作品。どうです、なかなかの力作ぞろいですね。
20日(日)にはパレスサイドビル地下1階・毎日ホールで表彰式も行われます。
同展は23日(水)まで。入場無料。