2018

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「南スーダン難民報告」写真展 開催中です

 内戦による混乱が続くアフリカ東部・南スーダンの人々を取材した報道写真展「独立の果てに~南スーダン難民報告」(毎日新聞社・毎日新聞東京社会事業団主催)が、パレスサイドビル1階東玄関わきのフリースペースで開かれています=写真㊤。栄養失調に苦しむ子供たちや難民キャンプの様子など約40点の写真を展示。10月1日までの期間中、10~18時、どなたも自由にご覧いただけます(日曜・祭日休み)。
 南スーダンでは40年以上続いた内戦を経て2011年に独立し、国連にも加盟した〝最も新しい国〟。しかし、独立から2年後に内戦が勃発して泥沼化し、民族対立も深刻。日本も国連の平和維持活動(PKO)に参加していましたが、派遣中の自衛隊の日報がきちんと保管されていなかったことで「南スーダン」の名を知った方も多いかもしれませんね。とにかく、国民は大変な苦労をしていて、全国民の約3分の1に当たる400万人以上が故郷を追われ、約250万人が難民となり、厳しい生活を続けているとのこと。食糧不0624対社.jpg足のため100万人の子供が栄養失調に陥っているそうです。

 毎日新聞社と毎日新聞東京社会事業団は1979年から「海外難民救援キャンペーン」を続けていて、今年4月に南スーダンと隣国のウガンダに記者とカメラマンを派遣して約1カ月間、避難民キャンプや小児科病院などを取材、6月に「独立の果てに:南スーダン難民報告」を5回連載=写真㊨。9月1日には夕刊で1ページの特集「南スーダン難民の宝物」=写真㊦=を掲載するなどしています。この「宝物」は、12人が「手作りのサッカーボール」(上段中央の男の子)、「伝統楽器」(下から2段目右端の男性)などを手にした写真が並びますが、「出産後に避難した」という10カ月の子供を抱くお母さん(下段中央)が印象的です(写真展でも展示)。
 なお、毎日新聞東京社会事業団は世界の難民や子どもたちを支援する「海外難民救援金」を募集しています。現金書留または郵便振替で受け付けます。〒100-8051 東京都千代田区一ツ橋1の1の1、毎日新聞東京社会事業団(電話03・3213・2674)「海外難民救援金」係(郵便振替00120・0・76498)。

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