【2017年11月】のアーカイブ

東京メトロが発行する月刊情報誌「TOKYO METRO NEWS」11月号の巻頭特集「都会と自然を楽しむ 竹橋 らんらんらん♪」でパレスサイドビルが大々的に取り上げられています。遅ればせながらの紹介になってしまいました。月間ですので、12月1日には12月号が発行されます。11月中は地下鉄各駅のラックに並んでいますので、まだご覧になっていない方は、お急ぎくだIMG_20171102_233553小.jpgさい!!!!!!!!!!!!!!‼

 この情報誌は発行部数が10万部ですから、市販の雑誌と比べても相当なもの。むろん、無料です。
 パレスサイドビルの紹介=写真㊤=は、表紙=写真㊧=をめくった最初のページの上半分。ビル外観や「夢の階段」、屋上にある毎日神社の写真3枚を組み合わせ、「日本のIMG_20171129_103115トリ小.jpg名建築として名高い複合ビル」と銘打って、駅直結のアクセスの良さを強調し、「多数の賞を受賞した斬新な建築は、一見の価値あり!」とPRしていただきました。ページの一番下の「こぼれ話」に「9階のひさしにはハトのオブジェがちらほら。探してみては?」。

 このほか、ビル1階のランニングステーション「Run Pit by au Smart Sports」と、生ジュースを販売する「不二越果実店 純フレッシュ」も写真入りで紹介しています。

 毎号、特集のエリアについて直木賞作家、石田衣良さんが書くエッセー「メトロのある街で」は「科学とモダン建築の街、竹橋」のタイトル。「科学」の科学技術館と、「モダン建築」のパレスサイドビルにまつわる思い出や自身の思いをつづっています=写真㊨

 引用します。

 <・・・「モダン」のほうはなんといってもシリンダー型の丸い建物が二本ついたパレスサイドビルのイメージが強い。・・・エレベーターホールなど円形で宇宙船みたいだと思ったものだ。売店でちょっとしたお菓子を買ったりするのが、すごくたのしかった。・・・こどものころ遊びにいっていたあの丸いビルにある毎日新聞に、自分が小説の連載をするなんて、想像もしていなかったけれど、東京のモダンな建築物もそれだけの歴史を重ねてきたということなのだろう。・・・>

 ちょっとまえになりますが、パレスサイドビルでは11月8日に、毎年恒例、「火」のの安全を祈念する「ふいご祭り」を挙行しました=写真㊤。(写真の左端奥にボイラーが映っているのが分かりますか)

 「鞴」。これを「ふいご」と読み、「吹子」とも書くそうです。昔の金属の精錬や加工に欠かせない送風機です。金属を溶かすのに必要な高温を生み出すため、風を送り込んで火を燃え上がらせたのです。獣皮を縫い合わせた革袋などに始まり、気密性の箱の中のピストンを往復させて風を送り出すものなどへ進化していきました。ちなみに、足で踏む大型のものは「踏鞴(たたら)」と呼ばれます。

 ふいご祭りは、陰暦 11月8日、鞴を使う職人が、稲荷神社に詣でて鞴を清め、作業の無事を祈る行事でした。それが、鍛冶屋や鋳物師だけでなく火を扱う商売に広がり、近代化以降もボイラーなどのあるところで安全祈願の年中行事として行われるようになったということです。

 当ビルの鞴祭りは、東エレベーター塔の屋上階よりさらに上、ボイラーがある部屋の一角に祭壇を設け、隣駅・九段下近くの築土(つくど)神社の宮司さんに祝詞をあげていただきました。引き続き、ビル関係者、業務委託会社、協力会社のみなさんなど計約80人の参列者が玉20171108_152816.jpg串を奉奠しました。

 祭壇には大きな鯛、昆布、野菜、果物、お神酒などを、ちゃ~んとお供えしました=写真㊨

 式典の後、簡単に直会も催しましたが、お帰りの際に、参会者にミカンを配るのが、この祭りのお約束。このミカンを食べると風邪や麻疹(はしか)にかからないと言われ、昔は神社の門前で近所の子どもたちに、餅とともにミカンが振舞われたとか。なぜミカンなのか。一般的にはビタミンCでしょうか。ビタミンなんて知られていなかった昔でも、経験則で「予防にいい」ということだったんでしょうね。(ただ、ミカンは体を冷やすなどの作用があるので、風邪をひいた後には食べない方がいいようです)

 この1年、安全に、健康に過ごせますように。

 突然ですが、クリスマスです。パレスサイドビルに、今年も恒例のクリスマスツリーが今20171114_124340.jpg週から、地下1階の中央廊下吹き抜けにお目見えしました。今年のコンセプトは、後ほどご説明しますが、パッと見の印象として、雪だなぁと感じる次第。

 全体像は写真㊨のような塩梅です。高さは今年はちょっと低くて5メートルくらい。テーマは「Nature Christmas(ネーチャークリスマス)」。北欧の森の中のイメージを演出すると いうことで、ツリーの東西両側に白樺を何本も排し、足元はふんわりした雪(もちろん、綿です)で覆い、雪の中にもLEDラ20171113_142854.jpgイトを配し、ツリーや白樺と共に、点滅ライトできらびやかに雰囲気を盛り上げます。もちろん、木と雪だけというわけにはいきませんから、全体にゴールド系のオーナメントを配して、ゴージャス感もさりげなく見せていますね。

 オーナメントにも雪の結晶をふんだんに取り入れ=写真㊧㊤、とりわけ、地下1階から1階に上がる夢の20171113_144253.jpg階段も、そんな「雪」で飾りました写真㊧㊦

 このほか、1階と地下1階の廊下の各店前の天井には「Merry Christmas 2017」の白抜きの文字をあしらったペナント=写真㊦㊧とリース、夢の階段の1階に上がったところの左右両側にも小ぶりのツリーを置きました=写真㊦㊨

 今年も残すところ1カ月半ちょっと。仕事も追い込み、その先に楽しいクリスマスや正月が待っています。オン・オフの気分を切り替え、盛り上がる時は、大いに弾けちゃいましょう。

 パレスサイドビルの近くにお越しの節は、是非、ツリーをご覧ください。

20171113_144416.jpg20171113_142614.jpg

 「千代田区一斉清掃の日」の116日、パレスサイドビルも、館内テナントの従業員さんら総勢138人が参加し、暖かい秋の日差しの中、熱心にごみ拾いに、気持ちいい汗を流しました。今回は、ちょうど5日まで開催されていた2020東京五輪まで1000日の記念イベント「国旗デコレーション」の〝名残〟とでもいいますか、撤去が終わっていない旗が多く残っており、万国旗に見守られての作業になりました=写真㊤

 一斉清掃は、自分たちで街を美しくしようと、「千代区生活環境条例」に基づいて毎年6月と11月に行われています。パレスサイドビルも当初からずーっと参加しています。

 この日はきれいに晴れ上がり、絶好の「掃除日和」。午前8時、ビル西側玄関前に集合し、ビルが用意したごみを拾うはさみ(トング)20171106_081034.jpg、軍手、ごみ袋などを 手に、ビル周辺の植え込みや歩道などを回って、紙くず、吸い殻、空き缶・ペットボトルなどを、約30分、拾い集めました。内堀通りに面した「表側」だけでなく、高速道路側もきれいにしましたよ=写真㊨

 ごみ袋は東正面玄関前に集められ=写真㊦㊧、可燃ごみ、不燃ごみ、ビン、缶、ペットボトルなど5 リットルの袋15袋のもなりました。 今回目立ったのは傘。何本か、まとまったものもありました=写真㊦㊨。ごみとして、ルールに則って捨てていただきたいですね。

 一斉清掃にはNTTビジネスアソシエから50人、ファミリーマート26人、MS&ADシステムズ20人、ラクラス5人をはじめ、ビル社員、設備管理、清掃など計9事業所から参加をいただきました。

 協力してくださった皆さん、本当にお疲れ様でした。

 

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