【2017年7月】のアーカイブ

 パレスサイドビル屋上に「富士山」「国会議事堂」「浅草」などが、どの方角かを教えてくれる案内板があるのはご存知ですか? 当ビルでは「景観案内板」と呼んでいますが、4月にきれいになったのにお気づきでしょうか。

 案内板は南(皇居側)と北(高速道路側)の2つあります。㊤の写真2枚が、南側の「Before」「After」です。白くきれいになったでしょ!(光の具合で白く見えるわけではありません)★P1310014.jpg

 細かいところまで見る人は多くないと思いますが、かなり傷んでいました。例えば案内板の裏(下側)は、コンクリートが欠けて鉄筋が見えているところもありました=写真㊧★P1310010.jpg

 タイル張りの床の部分も、いくつものひびが入り、端の方はタイルが欠落したところもありました=写真㊨㊦の2枚

 この案内板は、パレスサイドビル開館(1966年)当時から基本的に変えていないようです。つまり、50年前のまま、当時は屋上から何が見えたかを示しているとお考えください。★P1310009.jpg

 ちなみに、北側の案内板をみてみましょう。今は、高速道路を挟んで、目の前まで如水会館などのビルが迫っていて、スカイツリーが東北東の方角に、なんとか見えます。案内板をみると、国技館や亀戸天神、錦糸町駅が書かれているだけ=末尾の写真。スカイツリーは、亀戸天神よりやや北くらいの方角になります。むろん、今は亀戸天神や錦糸町駅等は、ビルに隠れて拝めません。

 見えないだけに、「嗚呼、あっちの方はそういうのがあって、昔は見えたんだ・・・」と、往時に思いをめぐらせてみてはいかがですか?!●案内板 北.jpg

 「真夏の球宴」として親知られる第88回都市対抗野球大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催)は14日の開幕から1週間、東京ドームで連日の熱戦を繰り広げています。21日第1試合までにベスト8の半分が決定。22日第2試合でベスト8が出そろい、22日第3試合から準々決勝・・・と、大会は25日の決勝に向け、いよいよ佳境に差し掛かります。

 パレスサイドビル1階・東玄関脇にも、大きなヤグラ(組み合わせ表)が貼り出され、結果が記入されています=写真。出場32チーム中、すでに21日第1試合までに20チームが去りました。

 出場チーム(企業)を見ると、複数チームが出場している企業・グループも結構あります。一番多いのは三菱重工。長崎市、広島市、神戸市・高砂市の3チームですが、三菱日立パワーシステムズ(横浜市)も三菱重工横浜というチームでした(発電関係のプラント事業を日立との合弁に移行した関係でチーム名も変更されたもの)。昔からのファンにとって、実質4チームという感じでしょう。ただ、重工の名を冠した3チームはすでに敗退しています。

 ホンダも3チーム(埼玉県狭山市、熊本県大津町、三重県鈴鹿市)が出場。狭山は1回戦敗退、熊本も21日第1試合で敗れ、鈴鹿が22日に三菱日立パワーシステムズとベスト8進出を賭けて対戦します。

 JRはそれぞれ別会社ですが、クラブチームの北海道硬式野球倶楽部(札幌市)と東日本(東京都)、西日本(広島市)、四国(高松市)の4チームが出場し、東日本がベスト8に勝ち進んでいます。

 このほか、NTTが東日本(東京都、ベスト8進出)と西日本(大阪市、1回戦敗退)。新日鉄住金鹿島(茨城県鹿嶋市、1回戦敗退)とクラブチームの新日鉄住金東海REX(愛知県東海市)が出て、REXがベスト8入りしています。

 東京勢は4チーム全てが初戦を突破し、久しぶりの快進撃。ベスト8入りのNTT東日本とJR東日本に続き、東京ガスが21日第3試合で西濃運輸(岐阜県大垣市)、セガサミーが22日第2試合でJR西日本と対戦します。

 21日第1試合終了時点のヤグラは下のとおりです。あなたの出身地のチーム、あるいはごひいきのチームはいかがでしょうか。

2017年やぐら721昼現在.jpg

 暑い日が続きます。新聞などの常とう句で言うと、「温度計の上昇とともに電力消費もうなぎ登り」といったところでしょうか。もっとも、うなぎ登りは最近はあまり目にしない表現になったように感じます。よくつかわれ過ぎて「手あかがついた」表現と受け取られるからでしょうか。個人的には、鯉の滝登りは荒々しすぎ、鮭の遡上ではクマに食われてしまいそうなのに対し、うなぎはちょっとユーモラスで好きな表現なんですが。

 それはいいとして、電力です。東日本大震災があった2011年の夏は政府の電力制限令が発令され、15%減という厳しい目標を掲げて日本中が節電に努め、危機を乗り切りました。その後、省エネ投資が社会全体でかなり進みました。当ビルでも、共用部のライトをLEDに切り替える等の投資も行ってきましたし、各テナントでも、ライトその他の省エネ化に取り組んでいると伺っております。

 それでも、時間の経過とともに、電力不足の記憶は薄れ、省エネの掛け声も年々小さくなっているように感じます。

 ここは、もうひと踏ん張り、省エネを頑張るしかありません。ということで、パレスサイドビルは7月1日から、毎年実施している「節電実施期間」(9月30日まで)に入っています。例年のように、目立つ所では下記のような対応を取っています。

・東西1階玄関のライトを●IMG_20170711_141029.jpg13時~16時消灯

・男子トイレ外周灯に、入り口から洗面までの間、通常16時の点灯時間を18時に繰り下げ

・駐車場排気ファンの一部停止

 こうした取り組みにご理解をいただくため、東西エレベーターホール=写真㊤=をはじめ東正面玄関=写真㊧=などビルの各入り口に、ご協力をお願いする青い文字とイラストで「節電実施中」と、協力を呼びかけるのポスターを掲げています。

 また、毎日ビルディングの5階事務所では昼食時(正午●ビル事務所.jpg~13時)に天井の照明を消すなど節電を励行しています=写真㊨㊦

 一方、ビルライフの快適さも、可能な限り維持したいとの考えから、夏の間、日曜などの休館日の翌朝の空調の運転時間を1時間早めています。休刊日は空調を停止するので、どうしても館内に熱がこもり、翌朝冷やすのに時間がかかるためです。

 今年の夏は、暑くなりそうな感じです。テナントの皆様には、引き続き、省エネへのご理解・ご協力を、よろしくお願いいたします。

 「明神丸 竹橋パレスサイドビル店」が、712日オープンします。「藁焼き 鰹たたき」が目玉の、こだわりのある居酒屋さんというところ。昼のランチも楽しめます。場所は地下1階の一橋口寄りの南側、「ドトールコーヒー」と「勝牛」があったところ。旧2店分なので、結構広く、全91席。準備も追い込み段階で、ガラス越しに中の様子がうかがえ、開店への期待も高まっています。概念図.png

 経営するのは鰹一本釣りの㈱明神水産(本社・高知県幡多郡黒潮町、西坂法彦代表取締役)のグループ、㈱明神食品です。鰹を中心とする水産・加工の「明神水産」、農業法人「明神ファーム」、藁焼き鰹たたき専門店の「明神食品」からなります。農漁業産品を、通販などを含めて販売するのはもちろんですが、明神丸で提供する「藁焼き 鰹たたき」の鰹は「水産」、藁や白米、薬味等々は「ファーム」からというように、根幹の資材をグループ自前でそろえるのが大きな特徴のようです。(右図参照=明神水産ホームページより)

 竹橋パレスサイドビル店の開店予告は、すでにグルメ情報サイトに掲載されています。食べログ=写真㊧㊦=の説明文を紹介します。

食べログ.jpg

【竹橋駅徒歩1分!】1本の釣竿で次々と釣り上げる「1本釣り漁法」。本場高知の鰹一本釣り漁船"明神丸"が釣り上げた、新鮮な鰹を存分にご堪能いただけます!当店名物「藁焼き 鰹たたき」は、ご注文後に藁で焼きはじめるこだわりの逸品◎肉厚の鰹は塩か特製タレでお召し上がり下さい♪他にも土佐ならではの食材がずらりと並びます。大自然の恩恵を受けた、栄養価たっぷりの新鮮野菜や地鶏「土佐ジロー」さらに「四万十牛」まで。出来る限り高知県の食材にこだわった絶品料理の数々。ぜひ、様々な土佐の味をお試し下さいませ!

また、「ぐるなび」には、下記のような説明が載っています。

◆藁焼き鰹たたき◆
土佐沖の漁船「明神丸」の一本釣りかつおを当店で藁焼き実演し、新鮮なまま香ばしいたたきにしてご提供!
ほかにもお刺身やお寿司、鰹生節や鰹味噌などメニュー満載。
◆土佐の食材・地酒◆
大自然で育った野菜、魚、地鶏・牛・豚、お米が集結!
土佐の日本酒は厳選11種類を取り揃え、焼酎や果実酒も充実♪

 「ぐるなび」で「ひろめ市場を意識した空間です!」という一文も見つけました。「ひろめ市場」って? 高知には疎いので、ちょっと調べてみましたところ、「高知の観光情報サイト、よさこいネット(https://www.attaka.or.jp/kanko/dtl.php?ID=2250)に、次のようにあり、写真も載っていました=写真㊧

ここは毎日が日曜市。平成浪漫商店街。

高知市の中心に位置し高知城から徒歩2分、日曜市にも隣接した観光施設となっている。
 土佐を味わう飲食店、活きのいい鮮魚店、ユニークな雑貨店・・・
様々な個性・特長を持つ60以上の店舗が集まり、市場というより大いににぎわう「屋台村」といった雰囲気である。
 市場内で購入した飲食物は約400席に及ぶテーブルとイスの設けられた広場・通り・横丁で自由に食事ができる。

 「ひろめ市場」内にも「明神丸」のお店があるのは、いうまでもありません。

 さあ、どんなお店に仕上がるのでしょうか。オープンは12日11時30分、ランチからです。ひろめ市場0.jpg

竹橋ガイド

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