【2016年6月】のアーカイブ

 久しぶりにパレスサイドビルを出て江戸城(皇居)の石垣見物です。って言っても、むしろ「門」見物になっていますが・・・田安門の続きです。

 ㊤の写真は明治維新のころの門の姿。「旧江戸城写真帖」からの1枚です(国立文化財機構「e国宝」より)。◎徳川宗武.jpg

 1730(享保15)年、8代将軍吉宗の次男宗武(むねたけ)=㊨の絵=がここに屋敷を与えられ田安家を興したのは2015年8月11日の当ブログの清水門の話の中で書きました。確認しておくと、宗武が田安門から入った西側に屋敷が与えられた27年後に、東側から清水門に至るところに清水家の屋敷ができました。

 宗武は最初、米3万俵を与えられたところ、1746(延享3)年に領地に切り替えられ、10万石分の領地を受けましたが、武蔵、上野、甲斐、和泉、摂津、播磨の6カ国に分散しており、領地に住むようなことはなく、将軍近くに常にいるという御三卿としての務めを果たしました。

 さて、その後の田安家はというと、清水家と同様、将軍を排出することはありませんでした。

 初代宗武は、幼少より聡明で、身体が弱かった兄家重(いえしげ)=㊧㊦の絵、徳川記念財団蔵=に代わり将軍後継者に推す者もあり、吉宗も一時は宗武後継を考えたものの、3代将軍家光と弟忠長の故事に倣って長幼の序を重視し、家重に継がせたということです(家重の嫡男家治=いえはる=が聡明だったので、そこ◎徳川家重.jpgに期待したとも言われます)。

 この将軍後継問題は尾をひき、宗武が登城停止になったり、宗武を推した老中松平乗邑(のりさと)が罷免されたりと、いろいろあり、「和解」した後も、宗武は生涯にわたり家重と対面することはなかったと言いますから、相当シコっていたのでしょう。

 前に清水家のことを書いた時、御三卿が誕生したのは、徳川宗家と御三家の血縁関係が次第に疎遠になったことから、別の親族を将軍家近くに置き、後継ぎの供給源として確保しようとしたからだと言われますが、権謀術数渦巻く江戸城内に、新興勢力が参入した形で、むしろ政争を激化させたとの見方も紹介しました。吉宗は一般的には「享保の改革」などで名将軍と言われていますし、「暴れん坊将軍」のドラマもあって人気がありますが、実際には、江戸城内に争いの種をまいた一面もあるってことでしょうか。

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 「千代田区一斉清掃の日」が今年も実施され、パレスサイドビルから、館内テナントの従業員さんら総勢141人が参加し、熱心にごみを拾って歩きました=写真㊤

 一斉清掃は、自分たちが生活している街を住民や勤務している人たちで美しくしていこうと、「千代区生活環境条例」に基づいて毎年6月と11月に行われているもので、パレスサイドビルも最初から参加しています。

 今年第1回目は梅雨入りの2日前の66日でした。午前8時、竹橋交差点前の西口玄関前に集結。軍手、ゴミを拾うはさみ(トング)、ゴミ袋などを受け取ると、ビル周辺に一斉に散り、30分前後、汗を流しました。●DSC_7974トリ.jpg

 毎回、多く参加してくださるのは、そろいの黄色い蛍光色のウィンドブレーカー姿のNTTビジネスアソシエ(今回は34人)、オレンジ色のウィンドブレーカーのNTTビジネスアソシエ・パートナーズ(同26人)、黒いジャンパーのファミリーマート(同30人)、MS&ADシステムズ(同11人)など。ビル社員、設備管理、清掃などの委託会社員も負けずに頑張りました。

 拾ったごみは東正面玄関前に集められ=写真、45リットルの袋で14袋(可燃ごみ10袋、不燃ごみ、ビン、缶、ペットボトル各1袋)にもなりました。

 参加してくださった皆様、本当にお疲れ様でした。

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 パレスサイドビルの夏の風物詩としてお馴染みの七夕飾りが今年も今週から、ビル1階・地下1階中央●P6070056小.jpg廊下の吹き抜けにお目見えしています。7月9日まで。

 ビルの飲食店・商店の有志で作るパレスサイドビル名店会(岡田洋明会長=「ティールーム花」を運営するさかえ㈱社長)が、季節を感じ、日本の庶民の伝統行事を楽しんでもらおうと毎年、「七夕まつり」として企画している恒例の催しです。

 中央廊下の吹き抜け部分の天井から12本の大きなぼんぼりが垂れさがり、その下、真中に置いた10鉢の笹をはさんで、東西2カ所にはパイプで組んだ小さなゲージが設けられ=写真㊨㊤、天の川をイメージしたLEDイルミネーションを配して雰囲気を盛り上げます。吹き抜けの東西の壁部分には、名店会のタペストリーも掲げられています=写真㊨㊥●P6070015小.jpg

 2カ所に机が用意され、短冊に願い事を書き、笹の鉢植えやゲージに飾っていただくのも、毎年のこと。本日(10日)で5日目ですが、なにやら熱心に書き込む姿も見られ=写真㊨㊦、毎日、少しずつ増えています。

 いくつか見てみると、写真㊦のように、まずはオーソドックスに、就活戦線から「内定がもらえますように」、また勤め人の切実な声として、ズバリ、「給与UP!」。プロ野球ファンからは「ヤクルト優勝」と「カープ優勝」が仲良く隣り合わせにありました。

 女性は美しさを求め、「夏までに-7 kg」「胸が大きくなりますように」という具体的希望の先には「彼氏ができますように」でしょうが、・・・「素敵な さわやかイケメン」は、ちと欲張りか。●P6070061小.jpg

 なにはおいても「あらそいごとのない世界」「家族みんなが元気」が普遍的な願いということで、お後がよろしいようで。

 皆さまの想いがかなうよう、短冊は七夕終了後、例年の通り神田明神に奉納されることになっています。是非一筆どうぞ。

 7月5日(火)~7日(木)の3日間は「大抽選会」を実施。、名店会加盟の各店でご飲食・お買い物をされた方にスクラッチカードを配布し、「当たり」の方は各日2回(11時30分~14時と17時~20時)に行われる抽選会に参加できます。賞品は、七夕賞=ダイソン ピュア ホット アンド クール(3本)、1等=旅行券(5万円、3本)、2等=ipad Air2(3本)、3等=プレイステーション(PS)4(3本)、4等=炊飯器(3本)、5等=アップルTV(5本)、6等=電動歯ブラシ、美顔器、血圧計ほか(計15本)など、計1735本、総額は160万円(昨年は120万円)という豪華版です。乞う、ご期待!!

●短冊.jpg

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