東京都心のサクラは、日本気象協会の予想通り3月21日、開花しました。平年より5日、昨年より2日早いそうです。先週後半から暖かくなって、開花が早まったようです。満開はらう州前半の見込みといいますが、今週後半はまた寒いようなので、どうなりますやら。
開花とくれば、「千代田さくら祭り」、そして皇居の「乾通り開放」です。さくら祭りは3月25日(金)~4月3日(日)の10日間開催。これに合わせて乾通り開放は2年ぶりの復活で、期間は25日~31日。従来、5日間でしたが、今回は7日間という大サービスです。
乾通り開放は、天皇陛下の傘寿(2013年12月)を記念して、2014年4月上旬、桜のピークに特別に開放されたのが始まりです=写真㊤。同年12月上旬、紅葉の季節にも公開。2015年春は見送られましたが、要望が強いことから、同年12月に再開されました。この時、今後も継続することが発表されました。ただし、今年春に実施した後、今年12月と来年春は、樹木の更新工事のために休止されるので、今年見逃すと次に乾通りのサクラを見られるのは2年後ということになります。
開放は皇居南東にある坂下門から入り、蓮池濠の西側を通って乾門まで1キロほどの区間。南から北への一方通行のルートで、途中で東御苑にそれて北桔橋門、平川門、大手門などから出ることも可能です。乾通りの両側にはソメイヨシノや八重桜が計58本立ち並びます。