本日1月21日は二十四節気の中で最も寒い日とされる「大寒」です。東京はスカッとした晴天とはいえないまでも、それなりに日差しがありましたが、結構、冷え込みました。都心では午前7時10分に最低気温1.0度を記録しました。といっても、平年を0.2度上回り、氷点下0.7度だった前日より1.7度高かったことになります。
お正月までは穏やかな日が続いた東京地方も、1月12日以降、1度を下回る日が増え、13日に氷点下0.9度と今冬最低を記録。雪が降った18日の最低気温は0.2度と"水面上"にとどまりましたが、再び寒気に見舞われた20日に氷点下0.7度まで下がったので、21日は、少しましでした。吹雪などでお困りの北国の皆さんには申し訳ないような気分です。
昼休みに屋上に上がってみると、日は出ているものの、時々薄日になることもあって、ちょっと寒々した感じ。暖かい日には多くの人がのんびり過ごすベンチも、空席がデ~ンと広がっていました=写真㊤。11時45分からの開放で、最初の40分ほどで東側エレベーターから屋上に出た人は約60人で、普段の半分ちょいくらとのこと。風も、地上ではそれほどでもないようでしたが、屋上では時折強めの冷たい風がピュ~と吹き抜け、毎日神社の鳥居の紙垂(しで)も、時折煽られていました=写真㊨。
毎日新聞のニュースサイトで検索すると、この日早朝に行われた山口県防府市の春日神社の「大寒みそぎ」を伝える記事。九州・山口地方の毎日新聞夕刊に掲載されたもので、男性は褌(ふんどし)、女性は白装束姿という7~80歳の101人が午前6時半、気温0度の中、水温10度の水槽に胸までつかって心身を清め、1年の無病息災を祈る姿を紹介していました=写真㊦。
また、1月19日の毎日新聞茨城県版に掲載された鹿島神宮(鹿嶋市宮中)の「大寒禊(みそぎ)」の記事もありました。大寒を前に17日朝行われた伝統行事で、春日神社と同様に、境内奥の池に体を沈めて心身のけがれを払う姿を伝えています。
毎日新聞ニュースサイトで、故郷の大寒のニュースを探してご覧になってはいかがですか。