【2015年8月 4日】のアーカイブ

 建築・デザイン・食・アート・ファッション・旅など暮らしにまつわるデザイン情報を中心に、好奇心旺盛に人生を楽しむテーマを扱っている月刊情報誌『カーサ・ブルータス(Casa BRUTUS)』(マガジンハウス)にパレスサイドビルが紹介されました。img-804114908-0001.jpg

 7月25日発売の「特別編集」つまり、いわゆる別冊でしょうか。「ニッポンが誇る『モダニズム建築』完全保存版 トラベルガイド」です=写真㊨は表紙。「保存版モダニズム建築88件リスト付き!」とあって、その中で138~139ページ見開きに掲載。右ページには5件の建物の紹介記事、左ページはその中から1つを大きな写真で取り上げていて、パレスサイドビルはこの大きな写真にも採用されています=写真㊤

 今回の発行の狙いについて、雑誌のホームページに次のように紹介されています。

 「外国人向けのガイドブックには、日本の様々な名所・旧跡に混じり、日本独自の発展を遂げたモダニズム建築の数々が紹介されています。そんな日本の観光資源ともいえる、戦後1950年代~1970年代までにつくれたモダニズム建築を独自の視点でピックアップ。魅力あふれるモダニズム建築の数々を紹介するトラベル・ガイドです。」

 目次からいくつか拾うと、巻頭特集は「トーマス・マイヤー緊急来日!ニッポンのモダニズム建築を救え」で、惜しまれながら建て替えられるホテルオークラのデザイン研究、トーマス・マイヤーのインタビュー、M・ハウエル、P・スミスらのコメント集「なくらないで、私のオークラ」などの記事が並ぶほか、「日本モダニズム建築の父、タウトとレーモンドを知っていますか?」では、パレスサイドビルが建つ前に当地にあった旧リーダーズダイジェスト東京支社(アントニン・レーモンド設計)の昔懐かしい写真も紹介されています。

 そして、重要文化財や登録有形文化財など、文化財に指定される作品が増え、モダニズム建築への関心が高まる中、国内はもちろん世界から注目を集める日本のモダニズム建築の中から、編集部が厳選したのが「モダニズム建築リスト88」です。

 パレスサイドビルの紹介文(抜粋)は次の通りです。

 「・・・建物は敷地の形状に合わせて、2つのブロックがずれながら並行する。全長200mに及ぶファサードは、ガラス面の外側に鋳物製のルーバー庇縦樋を張り出させた独自のデザイン。プレキャスト・コンクリートの外装で覆われた高さ50mの2本の円筒コアも、外観に強いインパクトを与えている。この中にはエレベーターとトイレを収める。ハイテック建築を先取りしたデザインだ。・・・」

 冊子のほか、電子版の『Casa BRUTUS』、webマガジン「casabrutus.com」にも掲載されています。

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