2014

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11

弁当包装 変わった

 パレスサイドビル1階のファミリーマートで買った弁当に"異変"?!

 いや、そんなに大げさな話じゃありませんが、よくいただく「おむすび2ケ入」セットの包装が簡易になったのに気付きました。食品包装フィルム(いわゆるラップ)で全体を覆うのをやめて、ふたと容器のつなぎ目だけをフィルムで巻いて閉じる方式に変更されたんです。おむすびだけでなく、基本的にお弁当類はすべて切り替えるようです。

 9月16日から静岡県、神奈川県内の約200店舗でスタート、順次拡大して来年2月末までに全国の約1万店に広げるそうで、竹橋のお店では、私が気付いた限りで、今月になってからのように思います。

 これは省資源になるのはもちろんですが、全部切り替えると年間数億円のコスト削減にもなるといいますから、塵も積もれば・・・ですね。

ファミマ弁当1.jpg 工夫もされていて、樹脂製のフィルムで巻いて熱を加えてて閉じるということで、 たしかに容器のデコボコにフィットしています。写真㊧をみて、なんとなくわかりますか?

 また、フィルムには切り込みを入れてあって、ひねるだけで簡単に開けられるようにしているそうです。

 ちなみに、今回、併せて容器の色なども一部見直したそうで、それも含め、複数あった包装資材の購入先を親会社の伊藤忠商事グループに一本化。代わりに、伊藤忠グループが弁当の委託工場に、新しい包装をする包装機材(約12億円分)を無償で提供するんですって。どういう損得計算なのか、理解が及びませんが、ファミマも伊藤忠も弁当工場も幸せな「ウィンウィンの関係」ってことなんでしょう。

 まあ、無駄がなくなるのは結構なこと。ネット上でも話題になっていて、「すんげえな こういう改善発明する人、尊敬するわ」なんていう書き込みもあります。確かに、「変えました」と結果だけ聞けば「そうか~」で終わっちゃう話ですが、実際には、誰かが思いついてから、いろいろ社内に根回しし、関係業者を説得し、段取りを付け・・・と、いろんな人の動きがあって実現したはず。こういう「カイゼン」が世界に誇る日本企業の底力なのでしょうね。

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