来週9月8日(月)、パレスサイドビル西口玄関前で、献血バスによる献血を実施します。
パレスサイドルでは概ね毎年春秋の2回、献血を実施しています。前回(4月)は2日間行い、受付人数94人、献血81人と、多くの方が訪れてくださいました。今回は1日だけです。
東京都赤十字血液センターによると、がん治療をはじめとする医療の高度化などで需要が増える一方、少子高齢化の進展などに伴う献血者の減少により、血液は慢性的に不足していて、今年は、上の図表のように、東京都内で昨年に比べて9300人分(400ミリリットル換算)の献血を上乗せする必要があるそうです。特に猛暑、豪雨など夏の天候不順のため、献血活動が思うにまかせなかったり、献血する人が集まりにくかったりして、結構、ピンチだそうで、日赤では多くの人の協力を呼び掛けています。
当日の受付予定時間は、午前中が10時~11時、午後は12時15分~16時。採血自体の所要時間は10分程度ですが、医師による問診等を含め、受付から終了まで30~40分かかります。
日赤は基本的に400ミリリットルの献血を求めています。経験者はおわかりでしょうが、やってみると、ほんのちょっと、という感じですね(写真㊨は前回)。
献血の受付手順が、6月から少し変更になっているのをご存知でしょうか。別に難しい事ではありません。申し込みの際に紙に記入していた問診などが、タッチパネル式の専用のタブレット端末になるのと、本人確認に「生体(指静脈)認証」が導入されたこと。生体認証を少し説明すると、献血経験があって「献血カード」を持っている人は、暗証番号で本人確認し、情報を端末に呼び出しますね。これを、新たに指の静脈を登録すれば、次回から暗証番号なしで、指を機械にかざすだけで本人確認できるようになるということです。日赤の担当者に聞くと、暗証番号を失念する人が結構いるそうですから、便利でしょう。もちろん、静脈を登録したくない人は、従来通りの暗証番号でもいいそうです。
今回の目標は80人です。と言っても、ひっきりなしに人が訪れた場合の可能人数で、実際は、これに少しでも近づけたいと考えています。ビルにおられる方、お近くの方、通りすがりの方、ぜひとも、ご協力をお願いします。