プロ野球はセ・リーグで広島カープが絶好調ですね。ン十年来のファンなので、今のうちにフィーバーしてます。ていうか、フィーバーって、(*´Д`)何十年前の言葉だ?!
というわけで(って、どんなわけだ?!)、パレスサイドビル地下1階、1階のアーケード街中央廊下に、毎年恒例の鯉のぼりと武者のぼりが、今週からお目見えしています。館内のテナントで働く皆さんだけでなく、皇居の桜見物でビルに立ち寄った人たちの目を楽しませています。
館内の飲食店や商店の有志で組織する「パレスサイドビル名店会」(会長・中島潜赤坂飯店社長)が、館内を利用する人たちに季節感あふれる日本の伝統的風習に触れてもらおうと、5年前から毎年この時期に展示しているものです。1階廊下の手すりや天井からは、吹き流し、真鯉、緋鯉、青鯉の鯉のぼりが吊るされ、中央廊下吹き抜け部分を泳ぐように飾られ、壁には今年初めて飾られる風神・雷神=写真㊧=のほか、東の夢の階段の上には、長さ7メートルもある武者のぼりが階段を上下する人たちに覆いかぶさるように斜めに飾られています。武者のぼりの絵柄は上杉謙信と武田信玄が戦った川中島の合戦=写真㊨㊦。さらに、名店会加盟各店の入口では小さな鯉のぼりが見られます。
これらの鯉のぼりや武者のぼりは、岐阜県の無形文化財に指定されている郡上八幡の紺屋「渡辺染物店」の渡邊庄吉さんが400年以上前から伝わる郡上本染の技法で染め抜いたもの。餅糊で様々な柄や文様を手描きで描いた布を、甕(かめ)で藍玉や木灰、石灰、麩(ふ)などを入れて醸成させた染液に何度も浸した上で、冬の時期に郡上八幡の中央を流れる吉田川でさらして作られたもので、味わい深い色合いが魅力です。
鯉のぼり飾りは5月2日(金)までの予定です(ホントは5日までのところですが、連休中はビルが原則、お休みなので、実質的に2日でおしまいというわけです)。
なお、5月1、2日に地下1階、1階の名店会を利用された人たちに鯉のぼり柄の金太郎飴を先着1500人にプレゼントする予定だそうです。