23日行われた「東京マラソン2014」では、パレスサイドビル前を多くのランナーが元気に疾走しました。
スタート地点の東京都新宿区の都庁第一本庁舎前からは、竹橋は7~8キロですから「10キロ」のランナーも通ります。9時30分ごろから選手が現れ始め、やがて大群に。10時~10時半ごろがピークだったでしょうか。ビル西側のエレベーター棟の屋上(高さ約50メートル)から見降ろした様子はなかなか壮観でした(ちょっと怖かった!)=写真㊧、㊦㊨。
2週続きで雪の週末でしたが、今回は曇りながら、風もあまりなく、まずまずのマラソン日和。約3万6000人の市民ランナーが東京都心を駆け抜けました。完走率は96%、沿道で声援を送った観衆は主催者発表で113万人に達したということです。
パレスサイドビルからちょっと南東に行った気象庁前にはトイレが特設され、結構な行列ができていました=写真㊧。
パレスサイドビル1階にあるランニングステーション「Run Pit」では、NHK―FMのランニング音楽番組「Run Beat!!――ウィンタースペシャル」の公開全国生放送があり、1992年バルセロナ五輪銀メダル、96年アトランタ五輪銅メダルを獲得した有森裕子さんと、フルマラソンやトライアスロンの経験を持つモデルの道端カレンさんがゲスト出演。毎日新聞の24日朝刊・東京版=写真㊨=によると、全国のランニングイベントに参加している最中のリスナーからの質問に答え、有森さんがランニング中の効果的な栄養、水分補給や腹痛などのアクシデントを解消するストレッチ方法などをアドバイスしました。このほか、「ランニング中に聴きたい音楽」の紹介など、2時間50分にわたって放送しました。