パレスサイドビルでは9月27日までの予定で、消防法で義務づけられている屋内消火栓点検と消火栓ホースの耐圧試験を行っています。
トイレ入り口脇などにある、写真㊨のような消火栓をご覧になった方も多いと思います。これが一93カ所あり、ホースが各2本、計186本備えています。イザという時、水が出ないとか、ホースが傷んでいて消火できないなんてことになったら困るので、日ごろからチェックを怠れません。ということで、消火栓は半年ごとに定期点検が義務付けられているほか、ホースは「設置後10年で更新」とされ、10年を超えて使う場合は「3年に1回、耐圧試験を実施する」と決められているんです。耐圧試験には、写真㊤のように、専用の試験機を使用。消火栓ホースの端末部に所定の水圧(0.7パスカル)を5分間かけて水漏れ等が無いかを検査します。
併せて、消火器の定期点検(半年ごと)も実施。ビル内に計400本余りあり、こちらはすでに終了しました。下の写真のように、一定の割合で抽出して分解チェックします。①本体を固定してふたを開け、②中身を取り出し、③調整して出来上がり――という作業に、残暑の日差しの下、汗を流しました。