【2013年5月20日】のアーカイブ

 パレスサイドビルからぶらりと5分、区立千代田図書館(千代田区九段南1-2-1、区役所9階)で開催中の「本がきらめくアジア色~アジアを知る本200冊集めました~」を覗いてきました。なかなか行けず、5月25日(土)までの会期ギリギリになっちゃいましたが、まだ間に合います。

 良くも悪くも、アジアへの関心は高まってます。昔に比べて、身のまわりにはアジア各国の情報もあふれてはいますよネ。でも、ネットで情報は氾濫し、書籍も多数刊行されるため、逆に求めている情報に巡りあうのが難しくなっている面もあるのではないでしょうか。

 今回の展示は、そんな問題意識から企画されたそうです。主催者の「アジアの本の会」は、そう大きくない出版社を含め15社で作っています。アジアは中国やインドのような大国から、ブータンや東ティモールのような小さな国まで様々で、世界経済の成長センターという顔もあれば固有の文化を守っている国や地域もあり、宗教も民族も多様です。そんなアジアの様々な側面に光を当て、多面的なジャンルの本を作ってきたのが、これらの出版社。ということで、アジアの歴史、社会、文化、暮らし、宗教、食、旅、開発、紛争など幅広いテーマの本約200冊が、ここに集まりました。

 展示では15社とアジアのスペシャリストが選んだ45冊を、オススメコメントとともに紹介中アジア本.jpg=写真㊧。「アウンサンスーチー 愛と使命」(明石書店)、「朴正煕 動員された近代化」(彩流社)、「比較思想から見た仏教」(東方出版)、「大人のための近現代史」(東大出版会)など、読んでみたくなる本がいっぱいです。

 このほか、「行ってみたいアジア」「日本とアジア」「感じるアジア」「知りたいアジア」に分けて200冊以上がリストアップされています。東・東南・南アジアの近現代史の年表も掲示されています。

 展示に併せて、近くの神保町や丸の内の本屋さんで、アジアの本の会20周年記念フェアを開催。次の3店はまだやっています。岩波ブックセンター・レジカウンター(25日まで)、丸善丸の内本店3階レジカウンター(31日まで)、三省堂神保町本店4階レジカウンター(同)。期間中にフェアの帯付き商品を所定のレジで買うとプレゼントもあるみたいですから、図書館、各書店で確認してください。

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