初夏を告げるお花はいかが――。端午の節句を前に1日、パレスサイドビル地下1階中央廊下で、訪れた人たちに紫色の小さな花をつけたハナショウブがプレゼントされました。
パレスサイドビルの飲食店、商店の有志で組織する「パレスサイドビル名店会」が、都会のビルの中でも季節を感じてもらおうと、毎年この時期に行っている「鯉のぼり飾り」のイベントの一つとして企画したものです。
午前11時半から同会のメンバーが中央廊下に出て「お花をどうぞ」といいながら、セロファンに包んだハナショウブを、昼食のために飲食店前を通る家族連れやOL、サラリーマンに一輪ずつ配っていました。用意した600本は午後1時半前にはすべて配り終えてしまうほどの人気。名店会のメンバーが、「ハナショウブの花はあまり日持ちしない代わりに最初の花の後にもう一輪咲きます」などと丁寧に説明しながら手渡すと、通りがかった人たちは納得し、笑顔で受け取っていました。
ハナショウブのプレゼントは2日にも行われます。