ホワイトデーの3月14日、東京・竹橋のパレスサイドビル西口玄関で「患者のための400ml献血」が行われました。東京都赤十字血液センターによりますと、東日本大震災や、東京電力の原発事故の影響などで福島県沿岸部へはまったく献血バスを出せない状態が続き、東北地方では極端に輸血用血液が足りず、毎週東京から血液を送っているそうです。また、この時期はインフルエンザや風邪で体調を崩したり、花粉症対策などで薬を飲み、献血に適さない状態の人も多いため血液不足は深刻だといいます。
14日は、パレスサイドビル西口玄関前に日本赤十字社の献血バスが停まり、午前10時から西口玄関で受け付け開始。献血希望の人たちは西口玄関で手続きをしてバスに乗り込み、医師による問診やチェックを受けたあと、献血をしていきました。同センターは、パレスサイドビルでO型28人、A型24人、B型16人、AB型12人から献血を受けるのが目標といい、係の人たちは通り過ぎる人たちに献血を呼びかけていました。