竹橋のパレスサイドビル屋上からもよく見える東京スカイツリーの最寄駅となる東武鉄道の「業平橋」駅が3月17日を期して「とうきょうスカイツリー」駅という名に変わるそうです。
「業平橋」は近くの言問橋とともに伊勢物語の主人公のモデルとされる在原業平にちなんでつけられたとのことです。でも、業平橋というのは東武鉄道駅名だけではありません。都バスの停留所も「業平橋駅」なっていますし、系統は「業10」と業平橋からとった名称を付けています。駅前の信号も「業平橋」となっているのでこれらも皆、変えることになるのでしょう。地図やカーナビも変更しなければならないので影響は大きいですね。
東京の新名所・東京スカイツリーを売り込むためでしょうが、由緒となじみある名称を捨てて新しい名前にとは...。という気もします。やはりカタカナ名の方がいいのかもしれません。
竹橋駅も「パレスサイドビル」駅に変更してくれれば、と勝手に思ってしまいますが、「竹橋」だってその昔、竹で編んだ橋が架かっていたことから付いたといわれ、江戸城の竹橋門があったという由緒ある名前なので東京メトロもそんなに簡単にカタカナ名に変更してくれませんよね。