毎日新聞社は、朝日新聞社の「神風号」が東京・ロンドン飛行に成功したことに刺激され「五大陸、二大洋征覇の世界一周親善飛行」を計画しました。1939年8月26日、「ニッポン号」は羽田(東京)を出発し、千歳空港(北海道)からアメリカのノームに向かって第一歩を踏み出ましした。その後は、アメリカの各都市、南米各国からスペイン、イタリアを訪問し、カルカッ夕、バンコク、台北を経て、10月20日、羽田に無事帰還しました。その飛行時間は194時間、飛行距離52860kmに及びましたが、この間に故障もなく、日本の航空機の性能水準の高さを全世界に知らしめました。
大学センター試験も終わり、いま受験シーズン真っ盛り。東京で合格祈願と言えば湯島天神でしょうか。でも毎日神社にはすごい御利益があります。幾多の困難を乗り越えての世界一周飛行。「絶対落ちない!」。ぜひお祈りにいらしてください。
パレスサイドビル屋上は平日午前11時45分から午後2時まで開放されています(雨など悪天候の場合は未開放)。